02.10. ----2ページ目-----     006)PAGE 1 2 3 4 5

<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る

え~、まずは前ページで言いませんでしたが、5&6弦の「弦の溝」切りかき部分も埋めます。理由は図のとおり、このままだと最終的に弦の太くなっている部分がサドルに乗っかってしまうので。

図は実物の位置関係とは随分違います

 

基本的には同じ材この場合ローズで埋めますが、しばらく何にしようか迷いました。場所的にかなり力がかかる所、最終的には黒で塗るという事を考えエボニーにしました。まず下図のように切りかき部をキレイに直線的に削ります。図では2次元的ですが実物は高さ・深さもある3Dなのでそこは「フォース」を使い正確に削ります。私も最近だいぶフォースを操れるようになって・・・・(笑)


 

お次は埋める材を加工していきます。少し削っては合わせの繰り返しですが気を付けなければいけないのは、上から見えてる部分のみのフィット感を合わせていると下がスカスカになります。サウンドホールから鏡を入れて、同時にボディ内部からもピッタリとフィットするようにしていきます。ギュッ、と押し込んでピッタリ合えば埋木の完成です。


「ギュッとキュッと」というCMがありましたよね。なんのCMだったかな?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んっ?!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思い出した!女性の~・・・・でした(笑)。

 

まじめにやりましょう、接着です。写真はクランプがかかってます(ブリッジ上部面 は削ってしまうのでクランプの痕が多少残ったとしてもOK)。これは接着の際に勢いあまって「ズボッ」と下までいかないように「受け」の為の当て木を固定するためです(図参照)。接着剤はタイトボンドを使います。

こんな感じで接着してます。

ブリッジ部は断面を見ると「ブリッジ・表板・ブリッジプレート」の三層になってるんですよね(あたりまえ)。ハンバーガーみたいです。弦の通 り道の溝はブリッジだけではなく下まで続いてますから、埋木も下までしっかりと差し込み接着します。

これで一安心、と次はブリッジのサドル溝を深くしましょう。

02.10. ----2ページ目-----     PAGE 1 2 3 4 5

<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る