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前ページではフラットな面をトリマーで削りました。では残る曲面部分を削っていきましょう。

四方反りカンナで慎重に・・・・・

この程度まで削れたらストップ。ここから先はペーパーで。

常に定規を当て、確認しながら慎重にペーパーがけします。もちろんペーパーを当て木に巻いて作業する事も忘れずに。ちょっと油断すると両端を削りすぎてしまいます。下画像は他のネックで作業を再現したもの。

定規を当てて寸分の隙間もなく平面がしっかりと出ていれば準備完了。

 


 

山の話しばかりじゃつまらない。最近なにかあったかな~、と思い返したところあったあった、ようやく念願の「My 扇風機」を手に入れた。

昨年まで、夏は必ず寝る時にエアコンをかけて寝ていた。すこし反論をいただきそうだが、あの3.11の夏も節電節電と言っている最中、節電なんてどこ吹く風、夜はエアコンかけっぱなし。嫁さんは今までエアコンをかけながら寝たことはなく(私のせいで)真夏の熱帯夜にもかかわらずタオルケットに薄手の掛け布団を首までしっかり引き上げて寝ている。

すでに慣れてしまったこの習慣だがやはりエアコンかけっぱが長く続くとどうも身体がだるい、今年の夏はどうにかエアコンをかけずに扇風機だけで夜を過ごせないかと思案していたところ、ふと気づいた事が。今まで普通の扇風機を「弱」にして寝ていても、どうしても風が当たる部分が朝起きると痛い。いわゆる痛みではなくなんとなく違和感が残る感じ、皆さんも思い当たるだろう。

今まであまり「扇風機」の事など真剣に考えた事などなく、扇風機なんて数千円のものでいいんじゃね?、事実、家にある扇風機は何年前に買った代物か分からないほど昔の扇風機だ。少なくとも10年は買った記憶が無い。。。。

そこで"物"好き、ハイスペック好きな心が疼いてしまった。

4~5日かけて「扇風機 静音 自然風」などでググってみる。

     

やはり一番はじめに気になったのはダイソンだ。これが出た当初は↑↑「すげぇ」と思った。ヨドバシに実物を観にいくと口コミどおり「出てくる風はいい」が、なんせ作動音が大きい。店内で聞いてもかなり「シュゴ~」と言っているのが分かるほどだ。はるかに安いコピー品も売られていたがこちらも音は大きい。*2013.8月時点での情報

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さらに調べる・・・・・・

「ほぉ~、今時の扇風機はDCモーターなんてのがあるんかい。DCモーターファンといえばラックエフェクターを組んでバンドやってた頃に排熱のためにアキバで購入したっけ」PCの排熱にもよく使われるあれか。確かに静音だ。

ひとしきり調べるとバルミューダというベンチャー企業が出している扇風機が良いとの評判。

 

買いました、コレ。↑

ネットで一番安値で売られているところ探して¥18000なり。*当時の価格
嫁と友人の反応>>>>>>>「扇風機に¥18000、バカじゃないの」だって。

非常に心地よい自然の風です。いくら当たっていても痛くない風
という事で今夏はまだ一度も夜寝る時にエアコンをかけずに過ごせています。

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なんだか最近ブログのようになっているが修理のページにくだらないどうでもいい話しを載せるのは楽しい。

ずいぶんとページを食ってしまったが次に進もう。
ヘッド側の準備が整ったら次は貼り付けるローズウッドの化粧板の加工。下の器具はアコギ製作の際に使われるベンディングアイロン。側板を曲げるのに使うものだ。

その昔、将来はアコギの製作家になろうと目標をたてていた時期もあり、アコースティックギターのプロトタイプも数本製作した事がある。ブリードラヴの仕事でサンフランシスコに行った時は現地エージェントのおかげで、かの有名なアーヴィン・ソモジ氏の工房にもお邪魔する事ができ感動した。
おかげでエレキに限らずアコギの構造も熟知する事ができた。今では、ゼロから創造して何か物を製作することは「インレイ」。楽器の製作はやらない。話しの流れでたまに「ネックだけ製作」とか「ボディだけ製作」という事はあるが、基本的に私自身「楽器製作」に対してはあまり興味がない事が分かった。

 

側板を曲げる時はまず水で十分に材を濡らす。霧吹きで吹く程度ではダメで、ビショビショになるほど濡らす。その後に当て木を使いながら上画像のように材を曲げていきます。一気に力を加えて曲げようとすると割れてしまうので、アイロンに当てがったら数秒ほど動かさず、水蒸気で十分に熱が伝わったところで徐々に曲げていく。けっこう経験とコツがいる作業。

←おおまかに曲がってきたら何度もヘッドにあてがい、実際にクランプ等で固定してみて、隙間がないか、曲がり具合が合っているか、密着しているかなどをチェックします。

「曲げ」が完了したら2~3日置き完全に乾燥させてから接着します。下画像の治具はアコギのトップやバック板を接着する時に使うもの。他にも工夫次第でクランプしにくい形状のものなどに使えます。

 
今回のヘッド化粧板接着などはそのいい例。このようにつっかえ棒で押さえる事で、曲面ですがまんべんなく圧着する事ができます。勿論、この他にも方法はあります。曲面に完全に合った「当て木」を製作してクランプするとか。

 

さあ、接着し終えたら成形し、ペーパーで表面を整え、塗装を施したら完成です。ロゴは無しです。

完成の画像は撮っていません。↑ ↓ これはF/JのTL ROSEというものですが、仕上がりはこんな感じ。

コレ↑はメイプル部分(ヘッド表面以外)が黒く塗ってありますが、今回のネックはもちろん塗りつぶしではありません。

ヘッドの化粧板貼り、お楽しみいただけましたか?

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