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2013年もあとわずかです・・・師走のあわただしい時期に突入しつつ、塗装の乾燥や作業の合間をぬって書いてます。

さて今回は当方で行った塗装について、すこし変わり種があるのでサクッとご紹介。サンバーストや木地着色などはよくやりますが今回のような依頼はあまりないので楽しめました。

まずはヴァン・ヘイレンの「白黒フランケン」に変更したケース。

 
上の写真は本物↑↑

依頼品のボディはというと下記・・・・↓↓

 

木工パテと埋木でP.Uキャビティを埋めてあり、その他の周囲も所々でキズを埋めた痕があったり、表面もかなりガタガタでした。

 

 


 

あ、完成。。。。

 

 

元々は通常のナット仕様、シンクロナイズドトレモロ仕様だったものにフロイドを搭載したので、ロックナットを載せるべく加工したり、塗装以外にかなりの改造が必要となりました。
画像ではトラスロッド調整口がヘッド上にあるものにロックナットを取り付けていますが、基本的にこのようなケースの場合搭載可能かどうかは作業してみないと不明です。今回のケースでは事前に「もしかしたらロッドナットに当たり、取付不可能。このネック自体が使用不可能になるかもしれませんよ」と了解をいただいたうえで施工しました。
事実、あとコンマ何ミリというところまでロックナット底辺がロッドナットに近づき、ギリギリ搭載できました、という状況でした

 


 

休憩・・・・

数ヶ月前に観た映画だが、ドキュンときた映画はコレ、邦題「シュガー・ラッシュ」原題「Wreck-It Ralph」

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最初は軽く「とりあえず観ておこうか」的なノリでした。ところが開始5~10分ですぐにグイグイッと物語に引きこまれました。
これは「ファミコン」世代(小学校低学年の時はゲームウォッチだ)である私のような年代の大人にはすごく楽しめるんじゃないかと。
だってあのキャラやこのキャラ、冒頭で出すなんて卑怯だよ、というくらい笑える場面。

物語の内容もディズニーらしく当然ながら最後はハッピーエンド。
ああ~、、、今の若者や子供に「スーパーマリオブラザーズ」の"壁抜け"や無限1UPとか言っても、鼻くそほじられながら「ふ~ん」ていう顔されるんだろうな・・・・

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もう一つ、久々にPS3のゲームをやりました。ダウンロード専用ゲームで「rain」¥1500(安!
たまたまギズモードの記事を観てたらこのゲームが紹介されていて、なんだか手軽にクリアできて物語が良さそうだったので。

   
*現在 ブルーレイディスク版も発売されてます

コレ、物語の紹介を読んだだけで直感的に分かっちゃいました・・・・たぶん泣くだろうな~と思いつつ、ゲームが終盤に近づく頃にはやはり「泣いてました」。すっごくいい物語です。クリア時間も3~4時間ですし、映画を観ている感覚。

日頃、ストレスフルな生活を送られている方々へ、誰しも経験があるであろう子供の頃 迷子になった時の不安感・・・

とにかくオススメです!


 

お次はご近所のスタジオJUSTさんからの依頼品。オーネッツというメーカー・ブランドのエレキギターです。PRSに非常によく似ています。


PRSにもよくあるごく普通の「白濁」です。

普通の白濁なのでとくに何も意識せず塗装を剥いでいき、ペーパーで丹念に木地調整を行いました・・・・・でも何かへんな所があるんです・・・・・下の画像からどこだか分かりますか?

削っても削ってもその変な部分はいっこうに消えず、「ま、左右対称の位置だしフシか何かだろうな。。。。」と。

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・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・

この段階で気づけば良かったんですが、木地着色して「ハッ!」コレは!?とようやく気づきました(思い込みとは怖いものです)

なにが???

 

木地着色していると変な所だけどうも「色の吸い込み・色の乗り」が悪く、周囲と比較してもあきらかに違う木目なんです。

そう!違う杢目!

木地着色はやり直しがきくのでペーパーで削りました。

 

なんとまあビックリ!ボディトップ面の3ヶ所に埋めた痕がありました。木地調整でペーパーがけしている時は「まさか埋めてある」なんて思いもしません。逆を言えば「それほどうまく、周囲の杢目と合うように埋められていた」という事。

上の画像で「接着剤」と記してある部分は、爪やつま楊枝などで押してみるとブニブニとした感じで、あきらかに接着剤・樹脂と分かります。なぜこんな事をしたのか??後にも先にもこんなケースは初めてです。

考えられる事としては、アーチトップの形成段階でトップ面を削っていったら、たまたま空洞や虫食い穴、フシなどが露出してきたため、それらを隠すべくこのように埋めた、という推測はできます。あるいはカンナの刃が食い込み・引っかかり、深いキズをつけてしまった等。

 

さて完成品は↑コチラ

結局どのように処置したかというとエアブラシでごまかしました。

 

一度場所が分かってしまうとその後はどうしてもすぐそこへ目がいき、気になってしまうもの・・・・。なにもせずに仕上げようかとも思いましたが、先方さん経由でお客さんとも相談していただき、エアブラシで目立たなくして完成と相成りました。

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という事で滅多に、というより初めて見るケースでした。何かしらの理由があり木材で埋めた事、それを当時(おそらく)新品として売ったこと自体は褒められた事ではありませんが、その埋めた技術には拍手します。だって言われなければほとんど分からないレベルでしたから^^;

 

次のページではまたヴァンヘイレンカラーが登場!

13.12.20. ----1ページ目-----     PAGE 1 2

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