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もとのトラスロッド溝を"さらい"、埋め、出っ張りを削り、平面を出しました。

次は新しいトラスロッドを埋め込むための溝を掘ります。

←センター線を書き・・・トリマーのガイド幅も書きます。

新トラスロッドを埋める正確な位置決め→

 

エンド部分に印を書きます↓↓
  

治具のセットは前ページと同じ。↑印を書いたエンド部分で刃がストップするように正確に位置決めして治具をセット↑↑

 

使用する「刃」は海外製。7/32"(5.56mm)幅の溝が掘れます。以前から使っていたものがいい加減もう切れ味が悪く、寿命がきていたので新調しましたが、国内ではあまり、というか皆無だったので、素直に海外から通販で購入したほうがよさそうです。

  
海外製ビットの"シャンク"太さは1/4"サイズ、つまり6.35mmです。いつもの6.0mm用ではブカブカなので、↑トリマーに付属で付いている1/4コレットナットに変えます。

 

全ての準備が整ったらトリマーで溝を掘っていきます。

  

 

では動画をどうぞ。

 

 

綺麗に掘れました。動画を観ていただければお分かりになると思いますが、最後の0.1mm〜0.2mmという段階では、何度も何度も慎重に少しずつ進めています。

  

 

エンド側は↓7/32インチ(5.56mm)で収まりますが、調整側は5.56mmでは収まりません↓↓

  

←そこで調整側だけこのように左右をノミで広げます↓


底辺部分も少し掘り下げる必要があります

 

 

←これでピッタリ収まりました。

トラスロッドの中央部分は、そのままだと少し出っ張っています。軽く押さえつけるとピッタリと収まります。

→→

 


 

さて、ロッドがちゃんと収まったら、お次は指板側の平面出しです。

  

熱&クランプでほぼ平坦になりましたが、まだ正確な平面とは言えません。ネック材との接着面になるので、完ぺきな平面を出しましょう。

 

←前ページでは接着剤の残りカスを綺麗にする目的だったのでかなりアバウトに削りましたが、今回は平面出しです。しっかりと平面が出た当て木を使い、慎重に削っていきます。

とくに端には注意しましょう!後ろから灯りを照らしてちょっとでも隙間ができていたらダメ。このぐらいならいっか、と思っていると指板を接着後に必ずその部分は「隙間」ができます。

 

私の場合、#150で平面出ししたあと、#240で仕上げます。

  

 

指板を剥がす前にドリルで穴を開けておきましたね↓ 再接着の時にこいつが役に立ちます。適当な丸棒をアロンで固定。

  

すべての準備が整いました

 

まだやる事があります。トラスロッド全体にワックス(ロウ)を塗る事。ネジ部分などはライターであぶり溶かし馴染ませます。

  

けっこう「これでもか」ってくらい入念にワックス刷り込んでます。

 

で、実際に接着剤を塗布するまえに、クランプする位置などを決定し確かめるため、接着剤は塗らないで本番同様のクランプをします。

  

ライトを当てて、指板とネック材との間に隙間ができないか、とか。クランプをかけた時にネック全体が湾曲したりしないかなど、チェックします。因みに逆アールがついた当て木はコルクを挟んであります。こうする事で多少のアール違いであればコルクが圧縮されるので対応できますが、極端にアールが違う場合は不可です。

  

 

 

いざ本番!

  

↑ネック&指板の接着面をアルコールで綺麗に拭きます。トラスロッドの部分は↑↑このようにマスキングテープを貼り、接着剤を塗布する時に便利なように。

←タイトボンドを使用しますが、塗布するまえにあらかじめ接着面を水でかるく濡らしておきます。こうする事で接着剤が馴染みやすく、効果的です。

→→
全体に塗布したらマスキングテープを剥がします。そう言えば昔、なんのギターか忘れましたが、指板を剥がしたらこのようなマスキングテープが貼ってあったのを思い出した・・・意図的だったのか剥がし忘れか不明。まあ、接着剤がロッドに付着しないように保護する目的で貼ってあったのかもしれません。

 

乾燥するまで一晩おきます。

 

  

クランプを外したら念のためトラスロッドを回してしっかりネックが変化するか確認します。といってもここでもしネックがうまく変化しなかったら為す術はないんですがね。。。

 


最後のページへ行く前に・・・

「ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン」(仮題)

 

Am〇〇〇nのプライム会員だと映画や海外ドラマが見放題だが、この前、久しぶりにアクセスしたらこんなのを見つけた。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムと言えば最近では「エクスペンダブルズ2」で悪役として登場したり、歳はとったけどなかなかいい味だしてます。

ユニバーサルソルジャー、タイムコップなど、まさにリアルタイムで観てきた。

   

いちおうエピソード1だけ製作され、投票形式で人気があるようならシリーズ化するみたいですね。
しかしヴァン・ダムの笑いのセンスには参りました。たぶん当時の映画を観てきた人なら爆笑間違いなし。

ぜひ続きが製作される事を願ってます!

 

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