04.4.23. ----4ページ目-----     PAGE 1 2 3 4 5 6

今月のはじめ頃、今年最後のスキーに行ってました。ま、まあ、お仕事も一生懸命、遊びも一生懸命というのが私の考えなので・・・右脳の発達はこの職業にはかかせませんから(笑)。シーズンに一度位 しか行かない方にとっては春スキーなんて「好き者」とうつるのでしょう。しかも行った所は「奥只見!!」。あの、なが~~い、なが~~~い、とてつもなくなが~~~~~~~~~~くて怖いトンネルを抜けて行ってきました。まるで関越トンネルの峠MAXバージョンのようでした(笑)。
<今回はスキー&スノボ好きじゃないと分からないネタで・・・・>

 

さて、約一ヶ月が過ぎ周囲の壁も合板で囲み、通常の木造軸組工法プラス合板をする事によりさらに強度を上げるという方法だそうです。黄色く塗られているのは(え~、なんだったかな・・・)防虫か防腐のためです。

 
ちなみに右上の写真、金具のところは山田さんの「ココなんてどーでしょう・・・」とのコメントだったので撮りました。

 


 

いちおう工房の全景写真なのですが手前から事務所、メイン、いちばん奧が機械部屋となっています。事務所の横に塗装場ですね。

サッシも付きだんだんと部屋らしくなってきました。工房は住居部とは違い、基礎のコンクリの上にモルタル(コンクリと同じ)を2~3センチ塗り(塗る?盛る?)最後に店舗用、重歩行用のクッションフロアを貼り仕上げる予定です。これで床下分約30センチがなくなるのでその分天井高をかせげるという案配です。私がいた すみや上永谷店もそうでしたが店舗は大体270~280センチの天井高なんですね。普通の家は約230~240センチ。

 

 


 

金具に黒いスプレーがされているのはなんだろう?という事で、ちょうど設計の佐藤さんがいたので聞いてみました。はじめに組み上げた時にしっかりと締めるのですがその後しばらくたつと木ですから膨張や収縮、また組み上げた木材の個々がなじんで緩くなる部分が出てくるそうです。そのために増し締めをし、どこを締めたのか分かるように印しを付けるのだそうです。この話を聞いた時、ほほ~、ギターと一緒なんだ、と素直に感じてしまいました。とくにギターの製作やリペアでは接着後次の作業に移るまでにけっこう狂いが出てくるものです。工房は常に湿度50%に保っているのでお客様からお預かりしてしばらくほっておくとアコGなどはそれだけで良い状態に直る事もままあります。

 


 

4月23日、今日も現場を見にいってきましたがここで紹介しているよりもっと作業は進んでいます。今日はなにやら設計の佐藤さんが新人さんらしい女性社員を連れて来ていましたね、現場でいろいろと教えていました。行く末はK-FORESTギター工房(旧名称)も事務に可愛い女の子でも雇い・・・・・はっ、いやいや話がそれましたね、失礼しました(笑)。

 
ええと、電気関係の配線ももうこの段階で済み、壁にはグラスウール(ロックウール?)も充填されてます。右上は天井のボードを貼るための木材がついたところです・・・。けっこう天井裏(天井裏内部の高さ)に余裕があるのではじめは「えっ、最終的な部屋の高さ大丈夫?」と思ってしまいましたが、メジャーで測ってみたらしっかり270センチ以上ありました。

 

 

塗装場の換気扇設置部は外から見るとこんな感じで四角く穴が開いてます最後にここにフードが付くのですが、ようは台所用換気扇のちょっとでかいやつ、という事です。
 

ちなみに換気扇を効率よく働かせるには取り付ける換気扇の能力に見合った空気の取り入れ口を用意してあげる事も大事です。ネットやメーカーで調べたところ、理想は換気扇を回した時の部屋の気圧が、大気圧と同じかまたは正圧だとベストと言う事らしい(正圧にするには排気用換気扇の能力以上の吸気用換気扇設置など、もっとしっかりした塗装ブース設備が必要だと思います)。換気扇のある部屋が大気圧に対して負圧になってしまうと効率が悪くなります。単純に考えて空気は正から負へ流れていくので外の空気が部屋へ流れこもうという力が働きます。

 
こちらは天井裏。吸気口のダクトです。右上↑
と、まあもっともらしい事を上では書きましたがようは充分空気の取り入れ口を設けろ、という事です・・・(笑)

下の画像は塗装部屋の天井へおちてきた吸気用ダクト・・・。よくレストラン、厨房などで見かけるステンレス製の換気扇ダクトと似たような物です。

当初、設計段階ではホームセンターなどで売られているアルミ製じゃばらの丸いエアダクト管を4~5本取り付けようという考えでしたが、その後の現場での話し合いなどから四角いダクトで「可能な範囲で目一杯外壁からもってくれば・・・」という事になりこのようになりました。これでもまだ吸気不足かなとすこし不安です・・・。

 


 

はじめの話の続き・・・・

しっかし奥只見はラベルが違いますね、レベルが・・・。(私は世間で流行り出す前からスキーボーディング(1M以下のショートスキーのこと)なのですが)山の一番てっぺん、奧にワンメイクジャンプ台がありました。最近はかなりぶっ飛んでいるのでちょっとやそっとの大きさでは驚かないのですが、そこにあったのは、、、、よくテレビやビデオなどでプロがショーをやるような超・巨大ジャンプ台!さすがに引きました・・・・。大きさを何に例えればいいでしょう、ちょうど建坪25~30坪だとして、ふつうの一戸建ての家が2軒並んだくらいのジャンプ台だった気がします。テーブルトップ部がホントに長い・・・・。
で、何食わぬ顔でみんな飛ぶんですよね~、あ~くやしい。私らの間では彼らの事を「こもり組」、猛者ども、と呼んでます・・・。なぜに「こもり組」かと言うと、スキー場や宿、ホテルで長期滞在バイトの若者達なので。隣で交わされる会話に「あれ~○○ちゃんもう舞子終わったの~(バイトが)」などと言う会話が飛び交ってました(唖然・・・)。

パークには2レーン+αあり(1レーンで、下に行くまでに計3個のジャンプ台が次々とある)私はずっと中クラスの大きさで飛んでました。といっても通 常のスキー場ではメインと呼ばれる大きさなんですが・・・。何度も何度も好奇心にかられ巨大版を飛ぼうとしましたがおそらく実行していたら今頃は完全に「逝ってたでしょう・・・・・仏!」

それでは来シーズンまでサヨウナラ・・・?

04.4.23. ----4ページ目-----     PAGE 1 2 3 4 5 6