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約3ヶ月ぶりのアップになってしまいました。梅雨でムシムシ・ジトジトと嫌な季節です。この時期は「風」も吹かない日が多いから趣味のカイトボーディングもままならない。
去年から登山に目覚めてしまった事を載せたと思うが、来月は「北岳」に挑戦。基本的に「歩く」のが劇的に少ないこのお仕事。工房に一日中こもって作業する毎日だ。当然ながらそんな貧弱な足腰では北岳なんぞ登頂できるはずもなく、3ヶ月前からせっせとトレーニングを開始している。
日頃からスポーツジムで泳いではいるものの、なんせ「陸」に上がると途端にダメダメな私。若い頃は競泳をやっていただけあって「水の中」ではスイスイと何キロでもいける。まずは足腰を鍛えなきゃという事で「登山に適したトレーニング」とかでググる・・・・・出てきた結果は、ジムでウエイトトレーニングしても大して効果はないんじゃない?と。で、「登山目的なら登山でトレーニングするのがいちばん効率的」と誰かが言っていた。
そんな事言ってもな~、毎週どこかの山へ行くのは無理だしな~・・・・なんて思っていた矢先「ハッ」と気づきました! そうだ!あるじゃないか!真上に山が! そう、当工房は金沢自然公園の真下にあたる住宅街の中にあるわけだが、上の地図は周辺のマップ。
30うん年前、小学生の頃に授業の一環としてハイキングしたな~。その頃は自然公園がまだ建設中で工事現場の中をすり抜けてひょうたん池にザリガニ採りに行ったり遊んだっけ。
というわけで、ここ2ヶ月ほど毎週 自然公園からハイキングコースへ入り、鎌倉まで往復トレーニング。ザックにはペットボトル3本プラスαで計7キロほどの重量を背負ってへぇ~へぇ~言いながら歩いてます。本番では11キロくらいの重量になるからこの程度でへたばってたらダメですな。
さあ、なかなかお題に進みそうにないので関係の無い話しは切り上げ本日の修理記事に。OrvilleとGibsonのSGのネックリセット、それからMARTINのD18のネック部ヒビ割れだが、画像が少ないので一つの記事でまとめました。いずれも何年も前に行った修理です。
まずはOrvilleから、現状はこんな感じ。バッコリ逝ってます。たぶん倒したんでしょう。
どういう方法を行ったのかうろ覚えですが、おそらくボディ側のポケット部分(上の画像赤印)はトリマーで一段低く・深く削り、その削った分を補う寸法でネック側のヒール厚みを増したんだと思います。
↑一段削れて綺麗になった面。右、よく見るとヒビ割れ箇所あり。こういったところは接着・圧着。
←ネックヒール側はペーパーで平らに削り・・・・・
ちょっとでかすぎ!w 同じマホ材を接着します。
成形していきます。
簡単そうに見えますけど、ボディ側で削った分をしっかり計算にいれてその分を補うように成形していきます。あれ?ネックポケットの側面はどうしたっけ?覚えてません(笑) おそらくダヴテイルジョイントの時のようにマホで薄いシムを作りそれを接着、徐々に薄く削って調整していき・・・・ピッタリと合うようになったら。。。。
接着。
完成!画像はこれだけです。↑の画像は接着後、塗装に入る前の下準備ですかね。白だったので部分塗装が可能です。木目が透けて見えるシースルーの場合、部分塗装だと色合わせが99%ほぼ不可能なので全剥がしになります。
よし、次はGibsonのSGだ。
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