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今、WOWOWで「ツインピークス」を全章一挙に再放送している。12年前に一世を風靡したようだが「そんなに前だっけ?」と思ってしまった。ツインピークスには苦い思いでがあり当時、最後の章だけビデオを録画し忘れて「呆然」とした記憶が残っている(笑)。詳しい内容はほとんど忘れていたので(さすがに犯人は覚えているが・・・)今、毎日せっせと録画をして観ている。ひとつだけ残念なのは「吹き替え」ということだ!私は「字幕」派だが、はじめの1~2章は「日本語」にムズムズしていたが慣れれば意外と平気なもんだ・・・。
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さあ接着は完了したので、まずヘッドの表面に残る「割れすじ、キズ」を修復します(左下)。ここでは2液混合エポキシを使います。エポキシはA剤、B剤を一対一で混ぜますが、混合比を変えると固化した時の固さが違ってきます。状況に応じて固さを変えます。ここでは凹みの部分に「盛って」キズを平坦にするという目的からエポキシを使っています。
ステュマック等で売られている黒色&白色の瞬間接着剤を使ってこのような凹みをなくす事もできます。が、最終的には表面 を平らにして塗装、黒つぶし色を塗るので「溶剤」そのものを黒にする事はしません(してもいいけど・・・)。ヘッドプレートは合板で黒が着色されているので、後で分かりますがペーパーがけすると色が剥げてきます。
さていよいよ補強材いれです。が、その前に真横からの写真やボリュート部分のネックの厚み、ボリュートの頂点の位 置、ネックのどの辺りからボリュートに向かって厚みが増しているか、等々「形」を正確にメモしておきます。
SGのような「単純折れ」の時みたいな方法ではなく、下の写真のようにベルトサンダーを使いえぐり取るような補強を施します。
お次は削った曲面にピッタリと合う補強材、当て木(マホ)を作ります。写真はありませんが全体がピッタリ密着しているかどうかの確認はチョークやエンピツの粉を片方にまぶし、お互いを微妙に擦り合わせて全面 に粉が均一に付くことで確認できます。チョット考えれば「当て木の曲面加工 」用、治具が簡単に作れます・・・・。粉つけ密着度確認はあくまで最終確認の為ですね。
クランプで接着です。中央、1点だけ気にしてしっかりクランプすると端が浮く場合があるので注意。
一晩乾かして形を整形していきます。
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