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久々に最近観た映画の話しでもしようかな。何の気なしに借りたこの映画「DATSUGOKU ~脱獄~」原題:THE ESCAPIST
はじめの数分で「ああ、プリズン・ブレイク調ね」とあまり期待しないで見始めたのだが徐々にのめり込み、ラストは思いもしなかった「え?!そうなの」という最後。
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主人公はブライアン・コックス、はじめこの人とは気づきませんでした(笑)、なんせこの人のイメージって政府機密機関の親玉とかロシアのマフィアボスというイメージが強いですから。周りを固める役者さんも個性ありありの面子でドミニク・クーパー、スティーヴン・マッキントッシュ(この人の気違いっぷりが好き)等々。刑務所内をしきるボス役はダミアン・ルイス(これまた大人しい表面の裏に"私完全にイッてます"的な表情が見え隠れする演技がGood!)
最近はCGが派手でドカン・ガシャンの映画が多いですけどやっぱりストーリーが面白ければ特殊効果なんて必要ないですね。オススメの1本です。
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前ページでは指板接着とポジションマーク入れまで済み、いよいよはみ出した部分などを削り成形していきます。
ヘッド部分は慎重に慎重に、ラメ塗装であったため比較的塗装は厚かったので助かりました。
塗装面に近づいたらペーパーに変えて「ひと擦り」「ひと擦り」ゆっくりと進めていきます。ガーっと一気に削ろうとするとすぐに塗装まで剥げてしまいますから・・・。
←これでOK
お次は側面です。こちらもカンナを使いガンガン削ります。あ、その前におおまかに糸ノコで切った記憶があります。ひとつポイントですが、バンドソーなどを使うと(刃が細かければいいのだが)けっこう木材の繊維にそってチップしたりします。カットする線にあまり近づけすぎるとこうした危険性があるので気をつけましょう。その点 糸ノコのほうがカットした部分は綺麗に切れます。
カンナ&ペーパーでの成形が終わったらサイドポジションを入れ、指板修正もおこないフレット打ちです。ミュージックマンはネックの握り部分は塗装が施されていません。ですので最終的にヘッドの表面はツヤあり塗装、ヘッド裏側~側面はツヤ消し塗装し、ヘッドからネックの境目でボカシ、仕上げたと思いました。
完成画像です。
銀ラメと黒のコントラストがいい具合ですね。まるで魚のウロコみたい・・・
せっかくなのでワンピースネックの画像も載せましょう。
方法は同じです。ルーターで新しく貼る指板厚分を削り取ります。
注意しなければいけないのは、平坦な場所にネックを置いたとしても「ヘッド裏とネックジョイント面」がピッタリ付くかというと、そういうドンピシャはあまりありません。どちらかを固定するとヒール側が浮いたりする事が多いです。
ルーターで削る前には刃を仮に当ててみてナット側とエンド側がピッタリ同じ高さかどうか、もしこの段階で違えば厚みを均一に削る事が出来ません。そこはいろいろ工夫しましょう。
指板の「端」は残してあります。なぜかというとルーターで削る際に端っこはチップしやすいから。こうして残しておいてノミやペーパーで綺麗に削り取ります。
完成画像。接着してる画像はありませんでした。
アルバート・リーの時と同じように指板の接着面は綺麗に直線と平面を出します。このESPネックの場合はエンド側のトラスロッド部も考慮しないとなりませんね。接着する前に指板側も(トラスロッドのナットが入るように)加工しないと。たしかこのローズ指板は指板接着してからアールを付けたような記憶があります。
このような感じで「指板交換」は行いますが、それなりに大変手間がかかる修理・作業内容です。ここから弾ける状態までもっていくにはさらに、フレットの角処理、摺り合わせ、ナットの溝切り、等々も必要です。よほどのこだわり・必要性が無いかぎり、新しい楽器が余裕で買えてしまう金額になりますゆえ、決断にはちょっと勇気がいりますよね。。。
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