当サイト内、個々の"コンテンツページ"へ直接リンクを貼っていただいて構いません。尚、当サイトに掲載されている画像等の無断転載はご遠慮下さい。
スポンサーリンク
2015.02.26. ----2ページ目----- 047)PAGE
1
2
<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る
さあ、三日三晩放置して固まったら補強材です。
まずトラスロッド調整口の正確な位置を↓↓このように記します。こうする事で補強材の位置決めの際に分かりやすくなります。
まず第一段階としてストレートの補強材を2本入れます。上の画像で「A & B」とありますが↑↑、補強材の位置が「割れ」に対してそれぞれベストな位置になるように、割れ目をよ〜く観察して決定します。矢印の位置が補強材の中央です。
←テンプレートはおなじみのコレ。
左右で中心位置が違います。サインペンで書いた目印をもとに、またトラスロッド調整口にかぶらないよう。
ネックヘッド折れでは度々登場してきますね→
準備ができたらトリマーで掘ります。
両方とも掘り終えたらお次は埋木作り。
これも以前に紹介してあるのでサラッといきましょうね。
↑メイプル材を使います。 埋木は「木目の方向」にも気をつけます↑↑
タイトボンドを使い接着します。クランプする時に補強材がしっかり奥まで入っているかどうか判断するために、事前にボールペンなどで記しておきます。実際の接着作業で記したところまで入ればOKということ。横方向からのクランプも忘れずに。
一晩乾燥させます。この後ボリュートを施すのでアバウトにカットしたら第一段階の補強はこれにて完了。
最近はまった音楽
STRATOVARIUS
ティモ・トルキが在籍していた頃、アルバムを1枚持っていたがなぜか紛失。自分の好みには合わないと勝手に処分していたらしい。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
昨年だったか、なんとなく今のストラトヴァリウスはどういう音楽性なんだろう?と思い↑購入したのが「NEMESIS」
見事にはまってしまった!
もともとインギーなどネオクラシカル系の音楽を好んで聴いていた事もあるが、ハイトーンのヴォーカル、キッチリ正確に弾くギター、さらにキーボードも気に入った!はじめはこのバンドの中枢人物でもあるティモ・トルキがギターを弾いているもんだと思っていたら、もうずいぶん前に脱退してたのね・・・
スポンサーリンク
↑最新はコチラ 2015.9月↑
ネットで調べるとVoはティモ・コティペルト、Gがマティアス・クピアイネン、Kbはイェンス・ヨハンソン
キーボードがイェンス・ヨハンソン?! そりゃ気に入るはずだ、その昔イングウェイのバンドにいたじゃないか!
現時点での最新アルバムである「NEMESIS」にはまった後、前作、前々作とすぐさま購入しました。
ちなみにイェンス・ヨハンソンのソロアルバムもしっかり持ってます。
スポンサーリンク
いや〜擦り切れるほどリピートして聴くなんて久しぶり
え?擦り切れるって何が?
レコードですよ"レコード"
今の若い世代には通じないな・・・・・CDですら、今はダウンロードだもんね。
心地よいネオクラシカル系の音楽を聴きながらこの記事を書く。
第二段階の補強材です。このギターはもともと「ボリュート無し」です。あれだけハデに折れて、しかも「木と木」の接着面は密着していなく、エポキシで繫ぎとめている状態。さらなる補強のため「ボリュート有り」仕様へ変更します。
まずベルトサンダーでこのように曲面でえぐり取ります
←コレね。方法は以前にも紹介したが、慣れないと加減が難しい。
ベルトサンダーでえぐり取った曲面と「全く同じ曲面」の補強材をマホガニーで製作。手作業で「同じ曲面」を作ろうとしても無理ですよ。頭を使いましょう。ちょっと考えれば治具を製作できるはず。
クランプで接着・固定し、一晩置いたら成形していきます→
↑↑ベルトサンダーで大まかに削ったところ
→→
小刀で少しずつ成形していきます。完成に近づけば近づくほど慎重にやらないと一瞬の気の緩みで「アッ」となるから注意しないと。
←曲面の当て木などを使ってペーパーで整えていきます。
目はあてになりません。何度も手で触り凹凸がないか確かめます→
#360くらいのペーパーまでかけたら終了。(↓画像はまだ#150)
塗装工程です
まずはUコートシーラー。ヤニ止めとも言う。
一晩置き、次にサンディングシーラー(ラッカー)を1日4〜5回を限度に、塗り重ねていきます。次の日 吹く前に必ずペーパーで凹凸を慣らします。
→→
サンディングシーラーを吹き、木面が露出していないか確認。平坦に整っているかも確認→色吹き→クリアコートを重ね吹きして・・・
←トップコートを吹き終えてから、ラッカーの場合約2週間は乾燥させます。
完成!
←水研ぎ、バフィングまで終えたところ
この後マスキングテープなどを剥がし、バリ取りや、ペグ穴にペグが入るか、ネジ穴の塗装をさらう等、諸々行い完成。このケースではヘッド表面も塗装しましたが、通常の"単純折れ"の場合、ヘッド表面はマスキングし塗装しない事が多いです。
さて、先日 春一番が吹いたのでこれから寒暖を繰り返しながら暖かくなっていくんでしょう。
皆さんも体調には気をつけて、たまには仕事なんて忘れてパ〜ッと遊びに出かけましょう。
ではまた。
私がヘヴィーメタル&Mac(Apple)好きなのは当方のサイトをご覧になられている方ならご存じかもしれません。
先ほどストラトヴァリウスというバンドを紹介しましたがこれもヘヴィーメタル
そんなMacを愛する私でも、どうしても許せない事がある・・・・
「ヘビーメタル」ではなく
「ヘヴィーメタル」
と表示してほしい・・・・
Appleさん、なんとかして
・
・
・
・
2015.4.27.追記 あ!・・・変更できるのね
2015.02.26. ----2ページ目----- PAGE
1
2
<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る