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このページで終われるか!?、終わりにしましょう。

でも余計な話しを・・・

 

映画の話し

昨日(月曜は仕事休日)の昼間なにげなくTVを見ていたら女性の映画評論家が、この映画は女性受けがいい、泣ける、と絶賛していた。
あ!今日は月曜、たしかワールドポーターズの映画館は月曜¥1100で観られる!SFはあまり興味がない嫁を「女性受けがいいから」と説得して一緒に映画館へ。

「INTERSTELLAR(インターステラー)」

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上映時間なんと169分・・・・飲み物我慢しましたよ〜

主演はマシュー・マコノヒー、この映画たしかに壮大感たっぷりで泣ける。ただし必ず「特殊相対性理論」と「ブラックホール」の事を勉強してから観てほしい。専門的でなくてもいい「わかりやすい特殊相対性理論・ブラックホール」とかあれば、そんな手頃な本でいい。

 

 

嫁はそのあたり(特殊相対性理論・ブラックホール)全く興味がなかったので???だったそうだ。
私は昔から興味があるのでたま〜に「Newton」とかの科学雑誌を買う事もあり「事象の地平線」とかもなんとな〜く理解はしてる。

この映画の良いところは最後までしっかりと映像・かたち として見せてくれる事。よくこの手のSFにありがちな「で、結局あの物体・映像はなんだったの??」といった抽象的な表現がなく、この場所はこういう場所、といったふうに細部までしっかり見せてくれる。

 

見終わった時に「なんか抽象的だったね・・・あれをイメージしてああいう画にしたのかな〜」といった不満が残らないのはいい。

前半に様々な伏線が出てくるからDVDが出たらもう一度じっくりと観てみたいと思う映画だ。

 



 

いよいよアジャスタブルブリッジのサドル用穴開け工程です。さ〜てどうやるのかな〜。

ボディのトップ板にはすでにアンカーが埋められてます。このアンカーの中心にピッタリ合わせてサドル用の穴を開けなければならない。同時にブリッジピン穴位置もピッタリ合ってないといけない。そこで・・・・

 

まず用意するもの、アジャスタブルブリッジのアンカーに合うネジ・ボルトは何かを調べます。このアンカーに合うネジはUSA製のセレクタースイッチ(SWクラフト製)、F/USAストラト等のP.Uに使われているピックアップマウント用スクリューです(両者は同じ)(ダンカン等も同じスクリュー、ネジ/ボルトです)。

 

そして用意したネジを加工します↑↑↑先端を尖らす

↓↓↓

 

お次はブリッジ固定用ボルト・治具でブリッジを固定。 

上図のように↑↑↑先端を尖らせたネジをボディ内部アンカーへ差し込んでいき、ブリッジに印を付けます。仮に万一アンカーに合うネジ・ボルト、スクリューが無かったとしても三ッ目加工したドリル刃(アンカーの大きさにピッタリ合うサイズ)で代用できます。

  

そして印を付けたブリッジがこちら↓↓↓

これでアンカー中心の正確な位置をブリッジへ印す事ができました。

 

 

アジャスタブルブリッジサドル用の穴開け作業。

←ノギスで寸法を測ります。左右のスタッド分もあるので正確に。

 

ブリッジ裏側に付いた印を元に線を罫書き、事前に作ったトリマー用テンプレートを両面テープでセットします。

  

 

あとはトリマーで掘っていき、完成。

  

穴を掘り終えたら必ずもう一度ブリッジをボディに固定し、サドルがスムーズに上下するか確認しましょう。どこかへ当たっていたり動きがスムーズでない時はサンドペーパー等で微修正します。

 

 

 

次はブリッジ左右の段差?成形です。

 

人によりやり方は様々だと思いますが、あくまで私の方法をご紹介。

→→

ベルトサンダーを使います。↑↑上画像を見ていただければ分かると思います。直角が出た木材ブロックをベルトサンダーの台にクランプ固定して「隙間」は目的の厚みによって調整、ブリッジを下方向とブロック側へしっかりと押しつけながらすこ〜しずつ差し込んでいく。

反対側は逆向きにして行いますが、直線が出ている幅が狭いのでより慎重に。慣れないうちはブリッジを端材(正確に四角・直角が出た)に両面テープ固定して行ったほうが安全ですね。

↓↓このように両端の成形は完成。  オリジナルと同じように、サンドペーパーで丸みや鋭角な部分を面取り↓↓

  

 

 

新しいブリッジの完成です。まだオイルも何も塗ってないのでカサカサ状態。
完成したら指板オイルやオイルフィニッシュ用のオイルを塗ってシットリとさせます。

せっかくだからオリジナルと新ブリッジの重さも量っておきましょう。

  
↑↑こちらがオリジナルブリッジ            こちらが新ブリッジ↑↑
新ブリッジのほうが約1.2g重い、あ、でもオリジナルは貝が入ってませんね、じゃあほぼ同じかな??

 

 

ブリッジの接着です。

  

あれ、もう接着面の塗装剥がし終わってる。「ブリッジ接着面の塗装剥がし」はコチラを参照。接着前はマスキングも忘れずに↑
ちなみにブリッジ固定用のボルト穴は埋めずにそのままにしておきました。

 

クランプ3本とミニクランプ2本でガッチリ。全体がしっかりと圧着するように。

 

一晩置きます・・・・・・・・・

もうすぐ完成だけど・・・・

 


 

ボランティア

2014年11月22日に地震があった長野県白馬村。毎年スノーカイトでお世話になるお宿がまさにここ神城にある。

仲間内からもすぐさま情報がきて、被害状況を聞いたうえで先日カイトメンバーとともにボランティアに行ってきた。向かう道中、青木湖を過ぎてもまだ被害家屋は無し、TVでも報道しているとおり本当にピンポイント的にこの辺りだけ被害を受けていた。

       

お世話になっているお宿は倒壊は免れたのだが、その隣の家は倒壊。家の中のどでかい梁(はり)の組み合わせ部分は大幅にずれて、庭を囲うようにあった岩・石はなだれのように崩れ、2~3tはありそうな巨石が今にも崩れ落ちそうな危険な状態。ド〜ンと突き上げるような衝撃だったらしい。

家の中は土壁が崩れ落ち、土と泥だらけ。到着した時はあまりの現状にしばし絶句。。。。。

気を取り直して作業にあたる。私達の他にも関西方面から若者10人くらいのグループが来てくれていた。皆、黙々と作業にあたる。

カイト仲間でユンボの操作ができる人がいたのである程度の岩・石は邪魔にならないよう動かせました。家中も夕方には靴下のまま歩き回れるほどそこそこ綺麗に。

いつもはシーズン中なのであたり一面真っ白な世界ですが、見上げると雪はまだ山頂だけ。

これから本格的な雪になりますが、上下水道とも止まっているのでまずはこれがどうにかならないと今シーズンの営業再開は難しいとのこと。雪が積もれば工事も難しいだろうし、本格的な復旧作業は来春からか・・・?。
2階の客室はほとんどダメージは無かったので、部屋だけでも貸してもらえれば少しでもお金を落とせるし協力できると思ったが、上下水道が復活しないと当然ながらトイレも使えない。風呂や食事は外で済ませればどうにでもなるのに・・・うーん。

一日でも早く営業再開できる事を祈るばかりです!

 


 

 

最後の仕上げ

マスキングテープを剥がして、まだ開いていない2〜5弦のブリッジピン穴を開けます。ドリルで開ける際は必ず↓↓このように端材を反対側から押しつけて開けてくださいね。そうしないと穴周囲の木材がささくれます。

  

 

↓↓ブリッジピンを差し込んでみて奥までしっかり入るようにリーマーで広げ・修正↓↓→→

 

↓↓ピンが奥まで入るようになったら、次に弦をセットしてみます。ピンが奥まで入ればいいですが、ダメならさらに弦通り道を・・・
→→

 

↓↓このようなノコや丸ヤスリを使い弦の通り道を切ってあげる。 全ての弦をセットして無理なく収まればOK↓↓
→→

←裏側はこんな感じ。

最後に#360~#600くらいのサンドペーパーで仕上げ→

 

 

 

弦を張り完成です!

  

以上、アジャスタブルブリッジの製作方法と交換作業でした。お楽しみいただけましたか?

2014年もあと1ヶ月!師走の忙しい時期に入りました。気温もグッと下がりいよいよ冬将軍の到来ですかね〜
皆さん体調には気をつけて風邪などひかないように。楽器も乾燥には要注意ですよ〜
ではでは!

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