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指板剥がし作業です。
ラバーヒーターの出番です。私が使っているのはむか〜しむかし、その昔、LMIから入手したもの。(だったかな??)
アメリカ製なので電圧は120V。他にもネックアイロンヒーターや、インレイ用のモーターなど120V機器を使う頻度が多かったので、当時は「よっしゃ、100V→120Vへ電圧を上げる変圧器を買うか」と秋葉原を徘徊して購入したのがこちらの変圧器。
←もっぱらネックヒーター専用として使っているだけ・・・
けっきょくラバーヒーターに関しては、120Vだと温度が高くなりすぎてしまい焦げてしまう、100Vで使用しても高すぎ・・・・・ ハンダごて用のパワーコントローラーというものを使い使用する事に・・・・↓↓
ラバーヒーターの種類によって違うが、私が所有しているやつだと65〜75%ほどに設定してやるとちょうどいい温度になる。
*日本製でもラバーヒーターはあるが、個々によって100Vでどれだけの温度になるのかはそれぞれ。購入した製品によって適温になるよう、いろいろ試してください。
こんな感じで使用している
アコギのブリッジ剥がしの時もそうだが、この手の作業は焦ったらだめ。じっくりとコーヒーでもすすりながら、スマホでもいじりながら、温まるのを待ち剥がしていく。タイマーをかましてあるのは、事務仕事など他の作業も並行する事が多いので、熱をかけているのを忘れてしまい温めすぎないように、との防止策の役目もしています。
*それと、海外製なのでコネクタの形状がね・・・
それでは動画をご覧ください。
とまあこんな具合で剥がしていき、トラスロッドとご対面〜
あらかじめ磁石でどれくらいまでロッドが仕込んであるか把握してましたが、けっこう なが〜〜いトラスロッドですね。
←剥がした指板は反らないようにこうしてクランプ・・・・
したのだが、すでに剥がした直後で見事反りまくっていたので、これの処置はまたあとで。
さて、ロッドを取り外します→
長年のサビと接着剤によるものでしょうが、思ったよりくっついていて取り出すのが大変でした。。。
てきとうなマイナスドライバーなどを使いテコの要領で少しずつ少しずつ・・・
ようやく取り出せたトラスロッド君
何度やってもこのトラスロッドが取り外せた瞬間は「スッキリ」する
ロッドの下にはスポンジが敷いてありました。昔、紹介した
ヴァレイアーツのトラスロッド交換
で、弾いているとロッド自体が内部で共振してしまい「カタカタ」という音が出てしまうという不具合がありました。スポンジはこういった不具合を防ぐ目的で入れられたのでしょう。
トラスロッドの仕込みはピッタリの寸法でキッチリ埋め込むのが大切です。内部で"遊び"があってはいけない。
このロッドの構造はこういう感じですね(下図)↓
ドアップでどうぞ・・・
製作・製造されたから何十年も経てば、ものによってはここまでサビが出てしまうのも仕方ないことでしょう。
休憩
先日観た映画・・・・「X-ミッション」
予告を観た時は「うお!!」これは期待できそう、と楽しみにしていたのだが・・・・
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スキー・スノボ、山や海、エクストリームスポーツに興味がある人なら純粋に"映像"を楽しめます。
CGではなく、実際にその世界のプロ達がやってます。本物だからこそ観ていて「すげぇ〜」と。
ただし、、、、、、ストーリーはハチャメチャもいいとこ。荒唐無稽。
いや、この際ストーリーはどうでもいい。エクストリームスポーツDVDを観ているんだ、という気持ちで観ましょう!
もう1本。
The Martian(邦題:オデッセイ)
これは良かった!
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最高に面白かったです!科学の知識を駆使してなんとか生き延びようとするマット・デーモン演じる主人公マーク・ワトニー。
順調にいけばいいのだがそこは映画、いろいろとドキドキさせてくれます。きっと無人島に一人取り残されたとしたらこんな感じなんだろう。まあ、空気や食料が「ある」って事自体、火星と比較にならんが。
次の作業は元のロッド溝を綺麗にします。
方法はトリマーで、溝幅より少し太い刃で"さらって"しまいます。その前にベースをしっかり固定しなくちゃなりませんね。
作業台には↑↑このようにボルトを取付られるよう、受けがあります。ボディ側をクランプでしっかり固定したら↑↑高さを調整。
←作業台に直接ボディを置くと、キズなどが付いたら大変です。かといってクッション性のあるものを敷くと、クランプで固定してもあとから微妙にフカフカして動きます。こういう時に私が使っているのはホームセンターとかで売られている
滑り止め
です。固めの薄いゴム素材でもいいと思います。
それでは付着している接着剤などを適度に綺麗にすべく、ペーパーでかるくサンディング。↓↓少し綺麗になってきて分かったのですが・・・
ちょうどボディに乗っかる部分を境に、材が違います。
最初に「この部分どうやっているのかな〜」と思ってましたが、こうなってたんですね。スルーネックですからネック材はボディ中央にズドンと位置します。だけどネックには角度が付いています。元々角度を付けないまま接着し、ネック側に角度を付けたのか。または両側のボディ材を接着する段階でネック材を適正な角度を付けて接着し、そのあと余分な部分を削りフラットを出したのか・・・・
何を言っているのか意味不明でしたらスルーしてください。
とにもかくにも、こうして上げ底?状態になってました。この部分だけ違う材を接着したという意味です。
深さは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10.2mmくらい↓
→→
←溝の幅は・・・・・・・7.0mmくらい。
という事で、8mmの刃・ストレートビットを使用。補強用のカーボンロッドを埋める時に使う治具↓↓を流用します。
トリマーのガイドがピッタリはまる「幅」にしてあるので、ブレずに綺麗な直線が掘れます。↓↓
あまり長くなっても読みにくいので次のページにいきましょう。
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