当サイト内、個々の"コンテンツページ"へ直接リンクを貼っていただいて構いません。尚、当サイトに掲載されている画像等の無断転載はご遠慮下さい。
スポンサーリンク
2015.05.07. ----3ページ目----- 048)PAGE
1
2
3
4
<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る
さて、前ページでの「塗装ブース貸し」はあくまで特例です。この記事を見て「俺も俺も、私も私も」と連絡をしてきても、お断りしますのでご了承くださいね。それから今後も基本一人で工房を営んでいく予定なので今のところ弟子やアルバイトはとりません。1〜2年に一度「工房で働かせてください!」っていう学生さんがいるんですが。。。。まあ、あと10〜15年経ったら考えるかも。
さてバックのバインディング接着です!
←まずはマスキング。
バック&サイドは塗装するので接着剤でガビガビになってもいいのですが、塗装剥がしの際にそこそこキレイなほうが作業しやすいのでアバウトにマスキングしておきます。
これでもか!というくらいマスキングの用意。
サインペンで記しておいたセンターを参考にエンドから接着→
↑↑半分終了 もう片側も終了↑↑
そして
指先はアセトンで洗いましょう
下記画像の矢印↓こういった部分も念入りにアロンを染みこませます。
トップ面・指板脇の部分、できるだけ周囲を汚したくない部分へは、アロンに付属してくるノズルでもドバッと出るので使ってはダメ。かといってマスキングしてから塗布してもけっこう汚れる。考えましょう、工夫しましょう。
隙間の修復です。
見てください、経年変化によってこれだけ縮みます。くびれ部分だけが剥がれたからといってそのまま圧着しようとしても、長さが足りないのは一目瞭然ですよね。
という事で、この部分にエポキシを充填します。普段使っている粘性の低いエポキシではありません。フフフ。
プラモデル用として売られているものです。
今日は4月10日、いよいよApple Watchの予約開始日じゃないですか!
*この記事をアップする時にはもう世に出回っていますね・・・ゲットした方 使い心地はどうですか?
え?買うかって?
・
・
・
・
買いません!!
とりあえず様子見
アップルウォッチ発表から思っていた事なんですが、やはり何度見ても「このデザイン」を自分の腕にはめたくない・・・
発表から時間も経ちだいぶ見慣れてきたんですが、やっぱり自分の好みからするとイマイチ
実際に腕にはめてみないとなんとも言えませんが・・・賛否両論ありますが、ファッションの視点からすると素晴らしい時計デザインなんでしょうね。
私の場合、モトローラのMoto360↓↓デザイン的にはこっちのほうが好み
スポンサーリンク
というのも、私は昔からずっとこの手の時計↓↓が好きな事もある。アウトドア好きですからね。基本防水じゃないと絶対無理。
そんな矢先、先日ついにバンドが劣化により切れかけてきたので交換。海や雪原でガンガン紫外線を浴び、塩水にさらされていたにも関わらず6年くらいもったかな?じつは1年くらい前にそろそろ買い換えようと思っていたのですがアップルウォッチが気になり保留しておきました。
ところで交換してビックリしたのは、なんと!?並べてみるとバンドの長さが全然違う!
6年の間にこれだけ伸びてたんですね〜
ギターのバインディングは
"縮む"
時計のバンドは
"伸びる"
さあ、お次はいよいよ塗装剥がしです。
でもアップルウォッチ欲しいな〜・・・・デザインはイマイチなんだけど、仕事中に腕時計で電話応対できたら便利だろうな〜・・・・メールも読めたら便利だろうな〜・・・・ちょっとした事を腕時計ごしでSiriに聞けたら便利だろうな〜・・・・
でもやっぱりデザイン的にどうもな〜・・・・あ!こんなバンパー売ってるんだ!
これかっこええな〜
ブツブツ・・・・・・
ハッ!いかんいかん。どうぞ塗装剥がし作業の動画をご覧ください。
最近動画も積極的に載せようと頑張ってます。MacOSはiMovieがはじめから入ってますからね。けっこう動画編集作業って面白い。できれば自分の好きなアーティストの曲を使いたいんですが著作権の関係上 使えないのが悔やまれる。
動画でご覧いただきましたが、↑作業途中
赤は塗装が残っているところ、緑は木地まで剥がれているところ。
スクレーパーで塗装を剥ぐ時は木材まで削り取らないように注意しましょう。
因みにポリ塗装の場合、剥離剤は「全く」効きません。ポリの時はパリパリ剥がし&ひたすらペーパー剥がし、ですね・・・
続いて塗装剥がし2・・・・
バインディング部分は剥離剤を塗布しません。スクレイパーもかけません。サンドペーパーで塗装を剥いでいきます。
こんな感じになります。まだ所々塗装が残っていますよね。この後 木地調整(塗装前に行う木地面の整え作業)に入りますが
その段階で(同時に)残った塗装も剥がしていく事になります。
*動画の最後にも記述しましたが、バック面は少し塗装が厚めだったので2回剥離剤を塗布しました。2度目に塗る時はすでに木地面が露出している箇所もあるので、極力そういった部分へ剥離剤を塗布しないよう注意しましょう。
無事に(おおまかな)塗装剥がしも終了したので、塗装工程に入るべくヘッド部の仕上げをしましょう。
→→
↑ボディ部のバインディングと同じく、縮んだ分の隙間はエポキシで充填しました。マスキングをして周囲の塗装面と面一になるよう綺麗に整えていきます。塗装部分が大幅に剥げる事がないよう注意して作業。時間はかかるが細かい番手を使ったほうがリスクは少ないです。
全周をペーパーで整えていきます。塗装が剥げてバインディング本来の「白色」になっているのが分かりますか?↑↑
↓↓バインディング部分を整えたら、ヘッド部全体をペーパーで軽く整えます。
矢印の部分は少し色が剥げました。こういった部分は塗装工程でタッチアップ/色付けして仕上げます↑↑
これでヘッドは塗装前の下準備完了。
サンディングシーラーを数回吹いて、トップコート/クリアを重ねていきます。バインディング部分はアンバー色で色付けします。
次のページで最後です。塗装作業は省きますからすぐ終わるかな?・・・・
2015.05.07. ----3ページ目----- PAGE
1
2
3
4
<<< REPAIRページ(修理記事一覧)へ戻る