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2020.8.1. ----6ページ目----- PAGE
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指板を接着し終えました。指板面は完全なフラット。これを今から10"R(254mmアール)に仕上げていきます。
さてさて、なぜ長方形のまま接着したか?ですが、イラレで指板の厚みと幅、つまり断面図を描いてみましょう。 ナット部での幅43mmと指板エンド側(プラス2mm)の幅、二つ描きます。
ついでに直径508mmの円も描きます↑↑ 「円」のいちばん上と指板の上を合わせます。中心も合わせます。
それでは両者の↓↓黒丸部分の「寸法」を比較してみます。その差は「0.8mm」です。
当然ですよね。指板幅が広くなればなるほど「円周」と交わる部分はどんどん下方へ位置します。
*余談ですが、6弦ベースとかムチャクチャ指板幅が広く、アールも比較的きついと(滅多に見ませんが)ロー側、ハイ側で側面から見た指板厚はかなり差がでます。中央の厚みは同じですが。
なにが言いたいかというと、指板アールを整えるにあたり、カンナで大まかに削りますが、上記の寸法が分かっていればまずその寸法を指板側面に罫書く事で「どこまで削るか」という明確な位置を記す事ができます。
指板の形が
この形だと、0.89mm→1.69mmというふうに罫書かなければなりません。やろうと思えば出来なくはないが面倒だし正確には罫書く事が出来ないだろう・・・・
という事で約1.7mmになるように
こういう時はこの工具が便利↓↓名前は忘れた・・・ シャーペンだと消えやすく見えにくい。
←クッキリと罫書く事ができました。
カンナで削る準備。エンピツで中央に線と、適当に横線も→
カンナでガシガシと削っていきます
エンピツの線が消えたら再び線を書き・・・・の繰り返し。こうする事でどこを削っているか分かりやすい。
とりあえず先ほど側面に罫書いた部分まで一気に削りましょうか・・・・・↓↓
←その後も左右均等に削っていき、徐々に目的のアール目指して加工していきます。材によっては逆目が出てカンナの刃が食い込みササクレのようになったりするので、注意しながら進めましょう。
この程度まで↓↓仕上げたら次はベルトサンダー
↓こんな動きで削ります↓
最後に動画で見てね
ベルトサンダーで綺麗に慣らしたら、最後は10"Rのブロックで#100サンドペーパーを当てがいアール出し研磨。
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この段階では左右の端っこに隙間が出来ても(ある程度であれば)気にしな〜い、気にしな〜い。なぜ?って?
端っこはこれからカットしますから。
それにまだネックの握りはできていないので、全ての成形が終わり、木地調整も済み、いざフレットを打つ前に仕上げのアール出し、指板修正をします。ここでの指板アールの完成度は8〜9割と思ってください。
一連の動画
指板のアール出し加工が終わったら余計な部分をカットします。
トリマーのコロ付きビット(刃)を使いネック幅と同じにします。
あれ?おかしいな大丈夫?って気づいた方
そう、指板面はアール/曲面なので作業する時に↓↓このように多少グラつきます
でもね大丈夫。多少グラついても下図↓↓のように指板端は成形されるので。
ツバ出し仕様ですから、↓↓この部分は残しておいて、手作業で整えます。↓↓
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だいぶらしくなってきた
ポジションマーク入れです。
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ここで気づいたんですが、↑↑ポジマーク位置もレーザーで付けました。12F以外は中央に位置するので先の指板アール出し加工で削れて消えてしまう事はありませんが、12Fは消えてしまいます。アール出し加工の途中、適宜千枚通しなどで位置を深く記しながら進めます。
素材はMOP。瞬間接着剤で埋め込みます
続いてサイドポジションマーク
ここはレーザーでは不可能なので、指板厚を計測しちょうど真ん中へ位置するよう手書きで位置を記します。
ポジションマークは大きめで、とのリクエストなので通常より太めの丸棒。ここもアロン。
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サンドペーパーで綺麗に削り完成です。
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↓オリジナルと比べるとこれだけ違います↓
こうして並べてみると、ストラト等のメイプルネックがかなり「アンバー」で色付けされているのがよく分かると思います。アコギのトップ面もおなじくアンバーで色付けされていますよね。
休憩
この1年半ほど、車を買い換えるにあたり「ずぅーーーーーーーーーーーーーっと」悩んできた。
新しい車を何にするか検討し始めの頃(とくに妻の強い要望もあり)とにかく何が何でも「スライドドア」!!
という事で、ミニバンのカタログを穴が開くほど見つめ続け、夫婦ともに登山やスキーなどアウトドア好きなのでできれば次は4WDとも思っていた。
私はトヨタ党なのでまずはミニバン3兄弟、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、の3車種だ。
現在プリウスに乗っているというだけあり当然ながらハイブリッド車で検討。
ところがどっこいハイブリッドで四駆設定が無い!
日産のセレナeパワー、ホンダのステップワゴンなども調べたが燃費的にいまひとつ。
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念のためひとつ下のクラスも・・・・と、HONDAのフリードに目を付ける
やった!ハイブリッドで4WD設定があるじゃないか、さっそく見に行こうと一家でディーラー訪問
ラゲッジスペースなどを確認すると、あたりまえだがノアやヴォクシーより小さい・・・・
う〜ん、4WDにしては燃費が良いし魅力的なんだが・・・・
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そんなこんなで頭を悩ませ、新車にするか?中古にするか?妻と何度も相談し、どうせ子供が汚すから中古でという事になり
一度は、車屋さんに勤めている親友に「トヨタのミニバン3兄弟」で良いのが出たら教えて、とお願いしていた。
待つ事 8ヶ月・・・・
欲張りすぎたか、なかなか条件に合う中古は出ず・・・・いったん全て白紙
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そんな中、2017年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出品されたトヨタ「Tjクルーザー」が
2020年5月には販売開始!?
ミニバンとSUVが融合。スライドドア。
(どこかで聞いた事のある響きだ・・・)
なんて噂が出てきて「これ出たらマジ買いますから」状態に・・・・・
ところが突然の「発売予定無し!」噂は噂で終わった。
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そうこうしていると新型コロナ騒ぎで世界は変わり・・・・
自粛要請期間は休みの日にどこか県外へ遊びに行く事もできず、いったん心から離れていた「車探し」が沸々と沸き
俺はSUVに乗りたいんだ! スライドドアなんてくそ食らえだ!
という気持ちに・・・・
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そこで目を付けたのがマツダのCX-8
3列シートで7人乗り。3列目は大人が余裕を持って座れる広さ。
ディーゼルという事が気になったが燃費もいいし、何より非常にコスパが良い、高級感たっぷりの内装&装備も気に入った。
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「もう俺はこれに決定したんだ!なにがなんでもこれを買う!」と妻に伝えると・・・・
「この先行き不透明な世の中でなにわけの分からないこと行ってるのよ!バカじゃない?!」
と、瞬殺です・・・・・・
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そして現在
迷走しまくっていた車探しの旅も、いったん原点に立ち戻ろうと今一度、頭の中を白紙にしてリサーチ・・・・
子供の事を考えると妻はどうしてもスライドドアじゃなきゃダメだ・・・・
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そうだ!ミニバンとSUVが融合したアイツがあるじゃないか!
そう、三菱の「DELICA D:5」
という事で、妻にも報告したら
「まあ、ミニバンで広いし、3列シート8人乗車、スライドドア」いいんじゃな〜い?でも顔が可愛くな〜い・・・・と
なかなかの良レスポンスを得られた。
まだコロナの先行きが不透明だから購入は先だが、やっぱり妄想している時は楽しいものだ。
楽器もそうだが「妄想、妄想、グフフ、ウフフ、ど〜れにしよ〜かな〜」ってね。
最近は日々、悶々としている・・・
妄想はこのへんでやめておこう。
M社の車は買わないと思っていた。ちょっとブランドイメージがね・・・・たしか昔「火が出た」って騒ぎなかった? 燃費不正行為、リコール隠しとか、さんざんありましたよね?さらにこのコロナ不況で今年度の赤字は3600億円だとか・・・大丈夫?
まあでも、ネットでD:5を検索してみると既に現行モデルは発売してから12〜13年?が経ち成熟している。2019年にはフルモデルチェンジ並の大幅改良モデルが発売され、ミッションがAT8速になった事で燃費もすごく向上したらしい。そこかしこで静粛性も向上したと言っているし、「ミニバン+SUV」という唯一無二の存在に乗ってみようかなと思案中。
トヨタがこのジャンル車を世に出したらすぐ乗り換えるかもしれんけど(笑)
ネックの「握り/シェイプ」の加工です。
オーナー様からの要望はオリジナルのネックと厚みや形状は同じだが少しだけ三角シェイプにしてほしいという事。
という事で、まずはオリジナルのネックシェイプを正確に写し取らないといけません。
自在定規の中身↓↓コレを使って大まかな形状をコピーします。
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MDF板に形状を書き、線より少し大きくカット↓ マスキングしロウを塗っておく↓↓
木工パテの出番です↓↓ 木工パテを↓↓このようにグニュっと付けて・・・・
ネックへググッと押しつけて↓↓・・・・・・・・・・・・・・・・・一晩おいたら完了
事前にロウを塗ってあるのでパキッと↓↓簡単に外せます 左右にはみ出した余計な部分を削れば↓↓完成
ようやく次ページで最後です。ネックの握りシェイプ加工などを作業。
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