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2021.01.01. ----3ページ目----- PAGE
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簡易型枠が完成したので、これで作業がしやすくなりました。
まずはバインディングをペリペリっと剥がしましょう。
剥がす前にカッターで境目に切れ目を入れておきます。
トップ板の断面が露わになったところで、どのくらいの厚みが残っているのか計測したところ・・・わずか0.6~0.7mmでした
いやはや、前ページでも言いましたが、この「薄さ」に均一に削るのはある意味かなりの技術と根気がいりますよ。
邪魔者は無くなったので、いざトップ板剥がしです!
おなじみのラバーヒーターで↑↑まずはネックブロックから攻めてみる・・・・・ところが、なかなかしぶとく・・・・
なんとかネックブロック部分を剥がせたので、ライニング材との接着を攻めるが、すこし力を入れすぎると↓↓パキッ
あまりにしぶとく、熱をかけてもいっこうに接着剤が軟化しないので方法を変えてみた。トップ板はお客様が塗装を(かるく)したので、サンドペーパーで塗装を剥がし木地を露出させます。濡れタオルを間に挟んで水蒸気攻撃!
結果
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ダメでした。
まあ、そんな事もあります。
という事で「力技」でいきます!
バキッ! バキバキッ!!!
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極力「外周」の形が崩れないよう時にはパレットナイフを刺したりしながら徐々に剥がします。バキッ
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いよいよテイルブロックまできました。最後のバキッ!
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なんとか外周の形をそれほど崩さず、トップ板剥がしが完了。
ヤッホー
ブレイシングが透けて見えるのが分かります?
休憩
さてさて、時は2020年11月末。世の中あまりいい話題がありませんが
頭の中は寝ても覚めても「車」の事で頭がいっぱい。
「次の車をどう仕上げるか」
プリウスを買った時はとにかく世の中で一番燃費が良い車、という基準でしか考えず、車内の広さなどは考えもしなかった。
当時はここまでアウトドアにはまるとは思ってもなく、ワタシかなりインドア派だったんですよ、ホント。
プリウスを買って2〜3年後だろうか、まずはスキューバダイビングにはまり、次にカイトボーディング(サーフィン)&スノーカイト。
同時に登山にも目覚め「あ〜、こんな事なら4WDやSUV、もっと広い車にしておけばよかった・・・」と何度思った事でしょう。
前回のネック製作記事(
コチラ
)で「次の車は(ほぼ)デリカD5に決〜めた」と宣言しましたが、ノーマルじゃつまらない。
最近巷では「大容量ポータブル電源」なんてものをよく見かけます。
クラウドファンディングとかで何億とかの支援金が集まったとかで有名な
MonsterXとかEFDELTA、BLUETTI
など。
次の車に乗り換えたら必ず実現しようと思っている装備の一つが「FFヒーター」と「100V電源(インバーター)、大容量バッテリー」
(ルーフテントも欲しい・・・・)
最初は大容量ポータブル電源を買ってポンッと車内へ置けばいいじゃん、と思っていた。充電は屋外100Vコンセントから。
そう思い「FFヒーター」の取付で有名なショップさんに相談してみたところ、FFヒーターの電源には12Vアクセサリーソケット
は適さないとの事で、アンペアも15A必要らしい。ソケットは接触不良が多く万一ヒーター稼働中に電源が断たれると、燃料供給が強制的に止まり、そのまま内部で燃料が固着してしまうという。そのため必ず「バッテリー端子」から直に電源を取る事が推奨されているようだ。
「おおぅ、困った。そんな落とし穴が・・・・」
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という事ですぐに頭を切り替え(重い腰をあげ)ゼロから「車の電気知識」を勉強しました。
ギターの修理では最低限の電気知識もないと務まらないので、まあ理解さえすれば楽勝だろって思っていたが・・・・
疲れた。
車って「常時電源」「ACC電源」「IG電源」、必ずヒューズを挟むとか。
ギターのパッシブ回路でヒューズなんて使いませんし・・・・・アンプは別として微弱な電気信号の配線回路だしね。
いちばん恐いなと思ったのはたかが12Vとはいえ、数十〜100A以上の電流が流れる事もある。
買ってすぐ車両火災なんて洒落になりません。夜な夜なネットでお勉強してようやく完成させた配線図がコチラ。
注)実際の配線を行う際は自己責任でお願いします。Zinギター工房は一切の責任を負いません。
とまあこんな感じで配線図を書いてみたのだが、この段階では
ソーラーパネル
まで導入する事は検討していなかった・・・・
ところが「走行充電はたかが知れてる」「ソーラーパネルなら天気さえ良ければエンジンOFFでも充電される」
などというグー○ル検索結果に大いに惑わされ、考えが変わっていくのである・・・・・
続きは
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さあ本文に戻りましょう。
ようやく剥がせたトップ板、形崩れ防止用につっかえ棒しておきましょう。剥がしたあとの接着剤を綺麗にするのはコレ↓
>>071_ライニング材ペーパーがけ<<
トップ板の残骸が残ってますが↓↓これを綺麗に除去していきます。ライニング材の接着面が綺麗になればそこでストップ。
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途中で適宜定規などを当ててチェックしながら作業を進めます。
斜めよし
ここもよし
!!んっ?
おぅNo・・・・・ネックブロックのあたりが凹んでいるよ。たぶん経年変化でこういう形に落ち着いたのでしょう。
ここが凹んでいる、もしくはここ以外が持ち上がった、とも言えるのか・・・・・
この凹みはこのまま無視して続ける事もできなくはないが、やはり基準面はしっかり平坦でないとね。
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慌てず騒がず、スプルース材で薄板を接着しましょう。
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カンナとペーパーで平らになるよう削っていきます。
周りを余計に削ってしまわないように気をつけましょう
ピッタリと隙間がなくなりました。これで大丈夫。
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