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ブレイシングの接着!

コイツもまたステュMacから購入したものだが、今だったら適当なパイプで自作していたでしょう。今は本当にいい時代ですね、調べものはググれば大抵のものは検索できますから。昔はホームセンターや東急ハンズに何度足を運んだことか・・・・

  

あ、因みにこのつっかえ棒は↑↑「幅16.0mm/厚み4.5mm」のメイプル材です。
先端にゴムのラバーを付けてます。

脱脂します。

 

トランスバース&Xブレイシングが最初

接着完了→

 

順番が前後しますが
ブリッジプレートの型をとります。
  
オリジナルのブリッジプレートはすこし小さいので、ブリッジが接着される範囲をしっかりカバーする大きさで作ります。

 

ローズウッド材。割れてしまった部分がちょうど良さそうだ↓↓   型を写して・・・・
  

 

はい完成・・・・                         そして接着・・・・クランプがわりの重し
  

 

その他のブレイシングもサクッと接着します。 たま〜に「ぬるっ」と位置がズレるので注意。
  

Xブレイシングの交差部は↓↓このような薄板を接着。よく布を貼り付けてありますが、あれと同じ役目です。
  
「布」↓が貼ってあると将来的にブレイス剥がれなどの修理・接着を行う際に布が邪魔になる事が多いのでお勧めしません。

←コレのこと

最後にサウンドホール周りの3本を接着して完成→

 


 

どんどんいきましょう。

端っこ↓↓は、このようにノミでトップ板とほぼ面一に。      テイルブロックのセンターを記します。
  

ネックブロックのセンターも工夫して分かるように。

 

 

ボディを逆さにしてセンターを合わせた状態に。トランスバース&Xブレイスの端っこ↓↓は約2mm厚くらい残しているので・・・
  
ライニング材のほうに切れこみを入れるため印を付けます。

対角線上に

  

 

 

道具は何でもいいのだが、ここではミニルーターを使います。
  

 

全ての箇所をチェック。浮いているところがないか。        切り込みをいれない部分も浮きがないかどうかチェック
  
もしここでトップ板が密着していなかったら、適宜修正をします。

 

さあ、いよいよ接着か!??

オリジナル & 新トップ板
ツーショット

 

さあ接着、とその前に・・・・

大事な作業があります。そう、ブリッジを接着するための「当木」です。

  

この段階で作っておけば確実な当木ブロックが作れますし、何よりラク・・・・

  

適当な木っ端でもいいですし、ここではMDF材を使っています。

  

(塗装もして最後の最後に)接着するブリッジのための当木ブロックが完成。

 


 

接着!

  

脱脂、しっかりと汚れを無くしましょう。

 

 

毎度の事ですが、いきなり本番は絶対にだめ。まずは本番と同じようにクランプしてみて問題がないかよ〜く確認してからです。

 

濡れタオルで接着面を十分に湿らせてからタイトボンドを塗布。

  

←サヨウナラ、ボディ内部よ・・・・フタをしましょう

 

本番接着

 

接着剤が全くはみ出してこないのも心配になるが、大量に流れ出てくるとそれはそれでよろしくない。おそらく内部側からも余計な接着剤がはみ出す事になっているので、見た目が汚くなる(内部のね)。

  

 

 

一晩置き・・・・

おはようございます。中のつっかえ棒を取り出しましょう。

  

そういえば「簡易型枠」はどうしたの??
そうなんです、アコギ製作の場合「サイド・側板」を作り→次にトップ板を接着→型枠にはめたまま裏板を接着→型枠を外す、という手順。

今回の場合、作業途中で枠を取り外してみたところ、ボディにほとんど変化がなく、枠無しでも大丈夫だろうと判断したので途中から完全に外して作業してました。これもケースバイケースで、枠にはめてないとかなり変形する物とかもありますから。

 

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